今月のくるみパン

香ばしいくるみとトースト時のサクサクの食感が楽しい「クルミと全粒粉の食パン」/ブーランジェリー&カフェ マンマーノ

VOL.19

香ばしいくるみとトースト時のサクサクの食感が楽しい
「クルミと全粒粉の食パン」

ブーランジェリー&カフェ マンマーノ

「手と手を繋ぎたい」という想いを込めた「マンマーノ」

小田急線、東京メトロ千代田線が乗り入れる代々木上原駅。駅ビルを抜け北口2番出口を出て徒歩1分の立地にある「ブーランジェリー&カフェ マンマーノ」を訪ねました。辺りには焼きたてのパンの香りがほのかに漂っているため、目当てのお店だとすぐに分かります。「フランス語のマン、イタリア語のマーノはそれぞれ『手作り』という意味で、『手と手を繋ぎたい』という想いを込めて店名を『マンマーノ』と名づけました」と語るのは、グランドシェフでオーナーの毛利将人さん。修行を積んだフランスやイタリアへの敬意が込められた店名です。


オリーブ色を基調にした店舗外観はヨーロッパの街中で見かけるような雰囲気。店内にはカウンター4席、テーブル6席、テラス3席。フランス語で「パン屋さん」を意味するブランジェリー、そしてカフェと冠するとおり、焼きたてのパンやコーヒー類を店内でもいただけるスタイルのお店は、2008年末にオープン。以来、多くのお客様に愛され続けている代々木上原でも人気のパン屋さんです。

ブーランジェリー&カフェ マンマーノ 店舗外観写真

2008年末にオープンした「ブーランジェリー&カフェ マンマーノ」。オリーブ色を基調にした店舗外観は、まるでヨーロッパの街中で見かけるような雰囲気。



ブーランジェリー&カフェ マンマーノ 店舗内観写真

パンの香りが漂う店内。カウンター4席、テーブル6席、テラス3席が用意されているので、店内で焼きたてのパンやコーヒー類をいただくことができます。

栄養価の高い全粒粉とくるみが入った「クルミと全粒粉の食パン」

まずは「クルミと全粒粉の食パン」(1本1,380円/1.5斤460円、いずれも税込)。栄養価の高い全粒粉に、たっぷりのくるみを使って焼き上げた食パン。香ばしいクルミとトーストした際にサクサクしたパンの食感が存分に楽しめます。「食べきれずに冷凍した場合、食べる前夜に冷凍庫から出し、焼く直前に霧吹きか、手を水で濡らしてパンをなでるように湿らせてから焼くと、焼きたてに近い状態で召し上がれますよ」と毛利さん。パン職人直伝の貴重なアドバイスです。

「クルミと全粒粉の食パン」写真

「クルミと全粒粉の食パン」(1本1,380円/1.5斤460円、いずれも税込)。香ばしいクルミとトーストした際にサクサクしたパンの食感が楽しめる食パンです。

くるみがバランスを整える「いちじくとアールグレイのリュスティック」

次は「いちじくとアールグレイのリュスティック」(410円税込)。アールグレイシロップにいちじくを漬け込み、くるみとクランベリーをたっぷり使ったライ麦パン。フランス語で「原型」「そのままの形」「素朴」などを意味するリュスティックの名のとおり、生地とくるみを始めとする素材本来の力強さを感じさせるパン。アールグレイの個性的な風味を、くるみが絶妙なバランスに整えています。長年苦楽をともにしたスタッフと作り上げ、コンテストにも出品した当店のロングセラー。「スライスしてクリームチーズを載せてもおいしいですよ」と毛利さん。ぜひ試したい食べ方のひとつです。

「いちじくとアールグレイのリュスティック」写真

「いちじくとアールグレイのリュスティック」(410円税込)。アールグレイシロップにいちじくを漬け込み、くるみとクランベリーをたっぷり使ったライ麦パンです。

パン一筋の歩み。パンは人生そのもの

「香ばしさ。食感。ほのかな甘み。油分。栄養価。ナッツ類の中でも代表的な食材ですよね」とくるみの魅力を語る毛利さんにパンづくりのこだわりを伺いました。「味はもちろん、健康面や栄養面に気を配っています。毎日食べていただくおばあちゃんもいて、必要であれば栄養価などの説明もしますけど、単純においしいから食べるでいい。結果的にその人の健康につながればいいんです」。


小学生のときにジャンプ競技のため東京から転居した札幌。住まいの1階にあったパン屋さんを手伝う少年は次第にパンづくりに魅了。やがて21歳となった青年はパンの道を極めることを決意し、フランス、イタリア、ベルギーへと修行の旅へ。ついにはパリで約300年の歴史を誇る5つ星の名門「ホテル・ド・クリヨン」において日本人初の製パンシェフに就任。東京の一流ホテルを経て、代々木上原にパン屋をオープンさせました。「小学校生からパンづくりに関わってきた僕は、パンに苦しめられ、パンに喜びを与えられ、パンに人生を与えてもらっている。だからパンは人生そのものなんです」。
毛利さんのパンには、パン一筋に歩んでこられた人生の軌跡が刻まれています。

グランドシェフでオーナーの毛利将人さん

「学生のころ手伝っていた札幌のパン屋さんで、ジャンプ競技の体づくりのためにプロテインの粉でクッキーを作ったのが初めて開発した作品かも」と毛利さん。札幌のパン屋さんの主人だった亡き師匠の教えは、今もパンづくりに活かされています。

【ブーランジェリー&カフェ マンマーノ】
住所/東京都渋谷区西原3-6-5 MH代々木上原1F
TEL/03-6416-8022
営業時間/8時~20時(L.O.19:30)
定休日/火曜、第1月曜日
アクセス/小田急線・千代田線代々木上原駅北口2番出口から徒歩1分
http://www.mainmano.jp
※当店ではお取り寄せサービスも行っています。詳しくは下記からご利用ください。
http://www.mainmano.jp/category/1/