今月のくるみパン

くるみ好きな人のためにつくられたパン「くるみパン」/パンとcafé えだおね

VOL.31

くるみ好きな人のためにつくられたパン
「くるみパン」

パンとcafé えだおね

多彩なパンのスタイルを提案するベーカリーカフェ

荻窪駅南口から仲通り商店街に入り徒歩数分。ウッディなテラスが印象的な「えだおね」は、多彩なパンがそろうお店として地元の方々を中心に愛されるベーカリーカフェです。「『えだおね』とは、山の尾根が枝のように見えるさまを意味する登山用語なんですが、ウチはお子さん連れのお客様も多いので、覚えやすく声に出して呼んでいただける店名にしたくて選びました」と語るのは、代表の竹内 仁さん。店名のとおり、木がふんだんにあしらわれたテラスや店内が自慢の「えだおね」は、おいしいパンとコーヒーがイートインでゆったりと楽しめるお店として、荻窪で人気を集めています。


「銀行員時代に赴任先のヨーロッパを中心に各国でたくさんのパンを食べてまわり、すてきなカフェも数多くめぐりました。20数年前のその当時、昔ながらの喫茶店が多かった日本では、そんなベーカリーカフェは支持されると確信していましたね。学生時代からいつか自分で商売をと考えていたし、僕の地元の京都はパン屋さんが多くパンが大好きだったので、パン屋開業は自分にとってとても自然な流れでしたね」と語る竹内さん。ゆったりとくつろげる店内、多彩なパンのスタイルを提案するメニューの数々は、竹内さんの地元京都や各国での食べ歩きの体験が反映されています。

サパンとcafé えだおね店舗外観写真

ウッディなテラスが印象的な「えだおね」は、多彩なパンがそろうお店として地元の方々を中心に愛されるベーカリーカフェです。おいしいパンとともに、コーヒーなどのドリンク類をイートインでゆったりと楽しめます。



パンとcafé えだおね店舗内観写真

ゆったりとくつろげる店内。多彩なパンのスタイルを提案するメニューの数々は、竹内さんの地元京都や各国での食べ歩きの体験が反映されています。

くるみの香ばしさと歯ごたえがストレートに感じられる「くるみパン」

「これぞくるみパンと納得いただけるものを提供しなければ」と竹内さんの強い想いで開発されたのが、「くるみパン」(大350円、小250円。ともに税込)です。「中に入れるくるみの量を惜しまずにどんと入れようと考案したパンなので、とにかくくるみの存在感を感じてもらえるはずですよ」と竹内さんがおっしゃるとおり、くるみの香ばしさと歯ごたえがストレートに感じられるパン。北海道産の小麦を使った生地は、ハード系でありながらもほどよい弾力があり、ごろっとしたくるみを包む生地として抜群の相性です。トーストしてからメープルシロップ、はちみつ、ジャムなど甘いディップでいただくのが竹内さんのおすすめ。「パン屋として『くるみパン』はおさえておくべきアイテム。くるみパンにこだわっている方に食べていただきたいですね。おかげさまでリピート率も高いんですよ」と竹内さん。まさにくるみ好きな人のためにつくられたパンです。

「くるみパン」写真

「くるみパン」(大350円、小250円。ともに税込)。くるみの香ばしさと歯ごたえがストレートに感じられるパンは、まさにくるみ好きな人のためにつくられたパンです。「くるみパンにこだわっている方に食べていただきたいですね」(竹内さん)。

あずきの豆がそのまま入った「大納言くるみ」

「大納言くるみ」(150円税込)もリピート率の高い人気のパンです。その名のとおり大納言のあずきとくるみを使った和風のパンですが、イギリス食パンなどで使われる生地でつくられたパンだそうです。「食パンの中ではややハード系で、ハードトーストといわれる生地でつくっています。もちっとした食感の生地に、大納言のあずきを、あんではなく豆のまま入れています」と竹内さんがおっしゃるとおり、あずきの豆をそのまま楽しめるパンです。「あずきの自然な甘さに、くるみのさっぱりした香ばしさが合うのではと思い考案しました。オープン当初からずっと人気があるパンで、お店に並べるとすぐになくなってしまう人気のパンです」(竹内さん)。あずきのほどよい甘さとくるみの香ばしさを、もちもちの生地が包み込み、それぞれの味と食感が楽しめるパンは、おいしいティーやコーヒーとともに午後のおやつとしていただきたい一品です。

「大納言くるみ」写真

「大納言くるみ」(150円税込)。あずきのほどよい甘さとくるみの香ばしさを、もちもちの生地で包み込んだパン。「あずきの自然な甘さに、くるみのさっぱりした香ばしさが合うのではと思い考案しました」(竹内さん)。

おいしいといってもらえるパンを出し続けることに尽きる

「くるみを使ったパンには2つの方向性があると考えています。ひとつはくるみそのものを訴求するパン。もうひとつはくるみと何かを組み合わせることで訴求するパン。とくに後者のように、組み合わせた食材のいいところを引き出すのがくるみの特長で、パンづくりにとても活用できる食材ですね」と竹内さん。当店ではくるみを使ったパンを5~6種類も扱っているそうですが、こうした2つの方向性を柱に考えながら、くるみのパンを提供しています。


銀行、さらには大手チェーン店事業を展開する企業などを経てベーカリーカフェを開業した竹内さん。「銀行時代には投資や回収といった経営者の視点を、チェーン店事業の企業では商売を起こす・育てるという商売人の視点を、それぞれ学ぶことができました」という竹内さん。大企業で培った経験は、今のお店の運営に活かされているようです。


「より多くのお客様においしいといってもらえるパンを出し続けることに尽きますね。それを続けることがお店が長続きし、成長していく唯一の方法なのかなと。荻窪という地域に密着して、この街のおいしいパン屋さんとして、より多くの方々に認知してもらうことが一番ですね」と竹内さんは抱負を語ります。何度も買いに来られる方。大量にパンを買われる方。休日の昼は当店のパンと決められている方。そんなお客様が増え続けているという「えだおね」は、街のおいしいパン屋さんとして、荻窪の方々にしっかりと認知されているようです。

代表の竹内 仁さん

銀行、さらには大手チェーン店事業を展開する企業などを経てベーカリーカフェを開業した竹内 仁さん。「荻窪という地域に密着して、この街のおいしいパン屋さんとして、より多くの方々に認知してもらうことが一番ですね」と抱負を語っていただきました。

【パンとcafé えだおね】
・住所/東京都杉並区荻窪5-23-1 ドゥエル荻窪1F
・TEL/03-6383-5422
・営業時間/11~19時
・定休日/火曜日(祝日の場合は翌日水曜)
・アクセス/JR中央線、地下鉄丸の内線「荻窪」駅より徒歩約3分
・URL/http://edaone.jp/